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サル酒(さるさけ)

詳細情報

番号 1869 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 坂・峠・山の部 屋敷・城跡(屋・田・村・森・畑・原) - -
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AT分類 -

執筆者名 黒沢せいこ 編者名 はたはた編集部
書名・誌名 横手盆地のむかしっこ
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 はたはた編集部
発行年月日 平成14年4月20日 発行年(西暦) 2002年4月20日
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 57 終了頁 59
文体 方言
冒頭文 昔、むがしあったどしゃ。
結末文 とっぴんぱらりのぷう 虫くった。

あらすじ  山内村の嶋田源助という家に「サル酒」というものがある。1000年近くも昔、都から来た八幡太郎義家に、清原武則が味方して陸奥の安倍貞任を倒した「前九年の役」という戦があり、清原は出羽・陸奥を収める豪族となった。その武則の代に山のサルを3匹捕ってきた。サルの皮と筋肉を取り、胆のうと背肉を水にさらし、1月ほどひたす、日に乾かし酒に漬ける。6月の太陽に乾かし、塩水に3年漬ければ「サル酒」となる。1000年たっても悪くならない秘薬として腹の薬だった。「後三年の役」の後、嶋田源助という武士がサル酒を持って山内村の田代に身を隠し、腹の薬として売り歩いた。あるとき、金沢も祇園時の和尚がサル酒のかめの中を見せてくれ、と頼む。断っていたが死んでもいい、というので見せると1年もしないうちに和尚は死んでしまった。それから何十年か後、同じ寺の和尚が先祖が死んだのが本当か試す、と言い見せたが、やはり1年して死んでしまった。それから嶋田の家では薬も売らず、誰にも見せない家宝の神様、としておまつりした。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 橫手市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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