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河童石(かっぱいし)

詳細情報

番号 5611 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 水の部 湯・池・川・渡 - -
日本伝説大系 文化叙事伝説 精霊 河童 -
日本昔話名彙 - - - -
日本昔話大成 - - - -
日本昔話通観 - - - -
世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 - 編者名 西仙北町
書名・誌名 町の昔をたずねて
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 西仙北町
発行年月日 昭和53年2月 発行年(西暦) 1978年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 28 終了頁 28
文体 通行体
冒頭文 季節はずれの話になるが、寒中に生椎茸を食べる時勢だからと思って持ち出してみた。
結末文 とほうもない、グロテスクな変りものでありながら、いつまでも語り伝えられるとは、ほんとうにふしぎな人気ものだと思う。

あらすじ 土川心像の生内(おさない)の橋の下に淵があって、その中に、河童が腰をかける「河童石」という円形の岩盤が隆起している。夏の水涸れには水の上にでるが、次第に忘れられていった。それが、去る8月の集中豪雨でその淵が、深さも広さも増しその石をのぞかせるようになった。近所の84才になる爺さんが「それ、おれの言った通り、60年目には、またあらわれるのだ」と、しみじみ語ったそうだ。ここに残っている話がある。昔、この村の五郎右工門という家では、代々馬ずきの主人がいて、ある時血気の男馬二匹も飼い、朝夕乗りこの淵に入れて洗いきたえていた。夏の日、帰り際馬が急に殺気立って走りだし、馬屋にとび込んだ。ふと見ると馬の尾の先に河童がとりついていた。捕りおさえようとす 
ると、そばの飼葉キッツ(丸い木を箱のようにくりぬいたもの)をすっぽりかぶりかくれてしまった。間もなく近所一緒に捕りおさえると、河童は頭の皿の水がすっかり干いて弱っていた。身ぶり、そぶりで悪いことしないから、助けるよう願っていたので、許してやった。以来引き込まれた子供もいなかったということだ。  
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 大仙市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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