文字サイズ 縮小 標準 拡大
 

保呂羽山の夜叉丸(ほろはさんのやしゃまる)

詳細情報

番号 7156 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 - - - -
日本伝説大系 文化叙事伝説 英雄 坂上田村麻呂 -
日本昔話名彙 - - - -
日本昔話大成 - - - -
日本昔話通観 - - - -
世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 近藤源八 編者名 新秋田叢書編集委員会
書名・誌名 羽陰温故誌
書名(全集名等) 第三期新秋田叢書 巻・号 第4巻
発行所 歴史図書社
発行年月日 昭和52年3月20日 (明治16年~36年頃) 発行年(西暦) 1977年 (1883年~1903年)
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 275 終了頁 283
文体 文語体
冒頭文 桓武ノ朝廷暦年間ノ事ナリケン。
結末文 此記録ノ名ハ後人ノ物シタルナラン、云々。

あらすじ 延暦年間のこと、出羽国保呂羽山に大盗賊夜叉丸という大盗賊が砦をかまえ、多くの人々を苦しめていた。麓の男たちがよりつどい、相談したところ、守屋藤四郎という勇敢で智力に優れた者が名乗り出て、退治することになった。なかなか機会がなかったが、藤四郎の娘お藤が村の大家に嫁入りすることになり、夜叉丸が奪いに来ることがわかった。藤四郎の待ち伏せにあい、手負いのまま、竜頭嶽(高尾山)に逃げ延びた。高尾山には白石善五郎夫婦と娘米子が住んでいた。そこに夜叉丸があらわれ、傷の癒えるまで逗留し、恋仲になるが、米子にも告げず、奥の日影持窟に逃げてしまう。その窟に隠れ仲間を集め住んでいるところへ、米子は夜叉丸を慕い尋ねて再会し夫婦となり大嶽丸を生んだ。そこへ坂上田村麻呂が蝦夷征伐に来たのを機会に村人が訴え、田村麻呂が夜叉丸の住み処を囲んで退治しようとした。夜叉丸は大嶽丸を小脇にかかえながら逃げ回ったが、米子は射られて死に亡骸は石櫃に収めて山中に葬られた。父親善五郎は娘の死を知り、切腹して果てた。将軍は憐れみ懇ろに弔い、諸国行脚中立ち寄っていた慈覚大師とはかり、一社を建て高尾山大権現と崇めたという。高尾山縁起に記されている。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 橫手市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

PDF -