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御所面(ごしょめん)

詳細情報

番号 1474 種別 伝説

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執筆者名 - 編者名 二ツ井町町史編さん委員会
書名・誌名 二ツ井町史
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 秋田県山本郡二ッ井町
発行年月日 昭和52年3月31日 発行年(西暦) 1977年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 542 終了頁 542
文体 通行体
冒頭文 荷上場に御所面という小字の所がある。
結末文 猿の皮さえ村に入れないと言うことである。

あらすじ 館平山の城に額田氏が勢力を振るっていた所、京都生まれの夫婦で、猿に芸を仕込んで諸国をめぐって歩いた旅芸人が来かった。額田の殿様はご覧になり、奥さんのあまりに都風の容姿に見せられ、妾にしようとした。家来に言わせたがいっこうに聞き入れる様子がなく、殿様は夫と猿を殺させ、女を城に引き戻した。女は責められても固く貞操を守ってすきを見て城から逃れ、京都以来持ち歩いていた「面」を抱いて渕に身を投げて死んだ。御所の舞楽に使う面だったでこの地を御所面と呼ぶ。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 山本郡二ッ井町荷上場
地域(現地名) 能代市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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