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機織の豊姫(はたおりのとよひめ)

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番号 2541 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 水の部 湯・池・川・渡 - -
日本伝説大系 自然説明伝説 - -
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世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 - 編者名 木崎和廣
書名・誌名 羽後の伝説
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 第一法規出版
発行年月日 昭和51年7月15日 発行年(西暦) 1976年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 110 終了頁 110
文体 通行体
冒頭文 (能代市)能代浦の一向館に、豊姫という美しい娘がおり、毎日機を織り続けていた
結末文 豊姫の機を織った館のあたりは、「機織」の地名が残り、布をさらし干しした小友沼は「布さらし沼」とよばれた

あらすじ 能代浦の一向館に、豊姫という美しい娘がおり、毎日機を織っていた。織った布は、小友沼の畔に晒し干しにされて能代浦にはいる船の目印にもなり、月影がさすと五色の光彩を放つので、天女の綾布として高く売れた。ある年の十五夜、月界から追放されたが、罪の償いに布を千枚織ったのでお別れだと、館の翁に長寿の薬と羽衣の箱を形見に残し、天にとびたった。館のあたりは「機織」の地名が残り、小友沼は「布さらし沼」とよばれた。
追記
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 能代市
地域(現地名) 能代市
史跡等

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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