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稲庭の由来について(いなにわのゆらいについて)

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番号 3904 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 坂・峠・山の部 屋敷・城跡(屋・田・村・森・畑・原) - -
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AT分類 -

執筆者名 高橋 正喜 編者名 -
書名・誌名 雄勝の伝説と民話
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 -
発行年月日 昭和37年8月 発行年(西暦) 1962年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 11 終了頁 12
文体 通行体
冒頭文 昔稲庭に佐々木佐渡という豪農で、またまれにみる強欲な人がおったという。
結末文 ここに「稲二把」にちなんで、稲庭と名付けたと言い伝えられている。

あらすじ  佐々木佐渡という強欲な男が、「稲一背負い」の手間で作男を雇った。秋になり米は大豊作だった。いとまごえの日、作男は約束通り、稲一背負い貰って行くと縄網を広げた。稲の束五百束を積み上げると軽々と背負い、佐渡の家を立ち去った。驚いた佐渡は作男を追いかけると、背負っていた稲におに手を掛けると二把だけ抜けてきた。これにちなんでこの地を「稲庭」という。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 稲庭
地域(現地名) 湯沢市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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