文字サイズ 縮小 標準 拡大
 

蚶満寺(かんまんじ)

詳細情報

番号 4149 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 祠堂の部 薬師・観音・不動(仁王・毘沙門・大師・権現・閻魔・如来・仏堂・鐘・弁天・稲荷・大明神・神社・宮) - -
日本伝説大系 文化叙事伝説 神功皇后 -
日本昔話名彙 - - - -
日本昔話大成 - - - -
日本昔話通観 - - - -
世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 - 編者名 秋田魁新報社
書名・誌名 秋田民話集
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 秋田魁新報社
発行年月日 昭和41年6月20日 発行年(西暦) 1966年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 233 終了頁 236
文体 通行体
冒頭文 由利郡象潟町の蚶満寺境内にある帆手掛島の由来は神功皇后の遺蹟として語られているが、草創由緒いずれも神功皇后の因縁で、歴史学者ならずともハテナと頭をかしげる。
結末文 雄大な鳥海の肩から登るランランと燃ゆる如き月の出や、海上はるかに浮かぶ飛島の景観をそえるとき神宮皇后ゆかりの地として神秘性は、なんとなく我々の心に生きてくるものがある。

あらすじ  象潟近くに大きな船が漂流しているのを、小浜の宿祢が見つけた。船には新羅へ行き、凱旋途中の神功皇后の船だった。船には多くのワニが従っていた。皇后は臨月だったので、帆手掛島へ産屋を作った。これが蚶満寺地蔵堂のあたりにある。ワニたちは帰っていったが、入り江にワニ石というものが残されている。神功皇后は武士に皇子を産んだ。この皇子が後に応神天皇となった。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 象潟町
地域(現地名) にかほ市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

PDF -