いたぢ和尚(いたぢおしょう)
詳細情報
番号 | 4196 | 種別 | 伝説 |
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大分類 | 中分類 | 小分類 | 番号 | |
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日本伝説名彙 | 祠堂の部 | 薬師・観音・不動(仁王・毘沙門・大師・権現・閻魔・如来・仏堂・鐘・弁天・稲荷・大明神・神社・宮) | - | - |
日本伝説大系 | 文化叙事伝説 | 仏 | - | - |
日本昔話名彙 | - | - | - | - |
日本昔話大成 | - | - | - | - |
日本昔話通観 | - | - | - | - |
世間話 | - | - | - | - |
AT分類 | - |
執筆者名 | 寺田伝一郎 | 編者名 | - |
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書名・誌名 | 羽後浅舞町近傍見聞書 | ||
書名(全集名等) | 日本民俗誌大系 第12巻 | 巻・号 | 12 |
発行所 | 角川書店 | ||
発行年月日 | 昭和51年4月25日 | 発行年(西暦) | 1976年 |
所蔵先 | 秋田県立図書館 | ||
開始頁 | 245 | 終了頁 | 245 |
文体 | 通行体 | ||
冒頭文 | むかし百何十年前のこと浅舞の竜泉寺の和尚さんが、毎朝はやく看経するときどこからともなく一疋の鼬が現れて、必ず一枚の木の葉を | ||
結末文 | 今も蛭野村の井上辰之助の家に、緋衣姿の和尚が腰を掛けた図があって、経文の巻き物も伝わっている。 |
あらすじ | 昔竜泉寺の和尚さんが毎朝看経していると、一匹の鼬が葉っぱを銜えてやってきた。後に和尚さんはお寺の庭の木の下で鼬が死んでいるのを見つけてしまうが、その晩夢に鼬が現れ、この村の井上喜平の家に生まれ変わるからその時は育ててくれ、と頼み込んだ。起きた和尚さんが家に行ってみると男の子が産まれたので和尚さんが引き取った。 後に蚶満寺の大和尚となったいたぢ和尚は透視の力が備わっていた。 今も蛭野村の井上辰之助の家に、和尚の図や経文が残っている。 |
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追記 | - |
その他 | - |
地域(原文に書かれている地域名) | 蛭野村・竜泉寺 |
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地域(現地名) | 橫手市 |
史跡等 | - |
音声データ | - | 音声収録年月日 | - | 音声収録年(西暦) | - |
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話者名 | - | 話者情報 | - |
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