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御所面()

詳細情報

番号 5440 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 坂・峠・山の部 屋敷・城跡(屋・田・村・森・畑・原) - -
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AT分類 -

執筆者名 - 編者名 -
書名・誌名 二ツ井町の文化財
書名(全集名等) - 巻・号 9
発行所 二ツ井町教育委員会
発行年月日 平成1年3月 発行年(西暦) 1989年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 17 終了頁 18
文体 通行体
冒頭文 荷上場に御所面という小字の所がある。
結末文 今の甲子神社が是で、矢坂では今でも猿を憚り、肉はおろか、猿の皮さえ村に入れないと言うことである。

あらすじ 館平山城主が額田氏のころ、一匹の猿を連れ諸国を巡り歩く旅芸人が訪れた。殿様は、旅芸人の妻の容姿に魅せられ妾にしようとした。意に従わない夫婦を城外に追放したが、家来に命じ矢板あたりで夫と猿を殺し女を捉えた。女は貞操を守り城を抜け出た。だが力尽きて、都の御所で使う舞楽の面を抱いて淵に身を投じた。この場所を御所面と呼ぶ。夫と猿を殺した所に甲子神社が建っている。矢板では今も猿の皮さえ村に入れない。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 能代市二ツ井町
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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