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番号 948 種別 伝説

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執筆者名 菅江真澄 編者名 内田武志・宮本常一
書名・誌名 雪の出羽路雄勝郡一
書名(全集名等) 菅江真澄全集 巻・号 5
発行所 未来社
発行年月日 1975年11月7日 発行年(西暦) 1975年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 63 終了頁 63
文体 文語体
冒頭文 蛇神沼といふは水蛇の神にや。
結末文 今は田に墾てなし。

あらすじ 稲庭の小立雨(こだちさめ)。黄蟾蜍沼(尾引沼、おびきぬま)という大沼がある。鮒が多いが、その中に注連掛鮒(しめかけぶな)が稀にいる。注連掛鮒は、釣っても放す習わしになっている。昔、稲庭の舞鶴城に、山吹色の衣を着た男たちが夜更けに来て、次のように言った。沼に長く住む者だが、釣り人が多くて安心して暮らせない。この憂いを止めてくれたなら、雨を降らせよう。沼での魚釣りを十日も禁止すると、小雨が降ることは今でもある。
追記 -
その他  全集⑤122にある「稲庭の木立雨」とは異なる

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 湯沢市高松
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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